
マクドナルドのキャンペーン「NIPPON ALL STARS」に登場するCMキャラクター「Mr.ジェームス」をめぐって、日本在住の外国人グループがこのキャラクターを広告から外すようマクドナルドに抗議しているのだそうです。
外国人グループは、
「たいへん不快な気持ちを受けた」
「日本国内のマイノリティに対するステレオタイプを助長することは一流企業としての良識とは思いがたい」
「この『Mr.ジェームス』キャンペーンをすぐに撤回することを要求します」
「こちらでも不買運動を検討しております」
と、文章からはかなりの勢いが伝わってきます。
果たして、どこが問題とされているのでしょうか。
問題となっている「Mr.ジェームス」とは、
「アメリカ・オハイオ生まれの43歳です。趣味は旅行で、ニッポンのことが大好き。マクドナルドのニッポンだけの限定メニューも大好き。ご機嫌になるとついつい知らない人にもごちそうしちゃうんです。」
というキャラだそうで、マクドナルドの公式サイトでは、「Mr.ジェームスの食べ歩き日記」というブログもやっているんですね。
「来日前のMr.ジェームスMovie限定公開!」
http://mcdonalds.dtmp.jp/blog/movie.html
こちらは「NIPPON ALL STARS」というキャンペーンのページ。ページを下に送ると、右下でCMが見られます。
http://www.mcdonalds.co.jp/all_star/

(画像は「FRANCA」HPより)
で、これに抗議しているのが、日本在住の外国人グループである「FRANCA(一般社団法人・
日本永住帰化移民住民協会 NPO Foreign Residents and Naturalized Citizens Association)」という組織だそうで、
1)外国人及び複数の文化背景を持つ日本人に対するマイナスイメージ及びステレオタイプの公の場からの除去に努めること。
2)人種・国籍・民族・出身地などによる差別の除去に努めること。
3)移民及び文化の多様性の利点に関する理解を広めるのに努めること。
などを目標に活動しているのだそうです。
そして、問題としているマクドナルドの件について、マクドナルドの代表取締役会長に宛てた抗議書全文をネットに公開しているのですが、それを見ると、「Mr.ジェームス」の問題点とは以下のことのようです。
白人のマスコットは日本流のマクドナルドハンバーガーを過剰に評価するキャラクター認識しておりますが、以降はたいへん遺憾な内容であることを申し上げます。
1)「ニッポンタマランデス」「ニッポンサイコーデス」「ワタシニッポンダイスキ」などの片言日本語、ましてはカタカナ日本語。日本に住んでいる外国人や外見が外国人みたいな人の過半数は日本語が堪能です。しかし、宣伝から「ガイジンは日本語ができないだろう」という印象は強まるでありましょう。このようなステレオタイプを助長してはいけません。
2)「Mr.ジェームス」という名称。なぜ「Mr.(下の名前)」にしましたか。言うまでもなく日本のマナーは「名字」+さんです。「ガイジン扱いをやめよう」と努めている弊団体にとっても、国際化を目指している日本にとっても、これは時代と逆行しているという宣伝にならないでしょうか。これから「ガイジンの場合はマナーを守らなくてもいい」と助長したいのでしょうか。
3)「Mr.ジェームズ」のイメージ。いくら「元気なオタク」というイメージでも、日本の白人住民にとって非常に恥ずかしいイメージであります。これからも永年にわたり、暮らす者の立場を考慮なさいましたでしょうか。
もっと分かりやすく例えると、海外のマクドナルドで新しいライスのメニューをキャンペーンしようとしたら、小柄で眼鏡をかけ少し前歯が出ている、アジア人と思われる男性が片言英語で「Ah so solly, prease to eeto honorable McLice!」を言うキャラなら抗議の対象になるでしょう。国内のマイノリティも「差別」と叫んで人権擁護団体もキャンペーンを取り止める要求もきて、不買運動もすることがよくあるパターンです。
ということなのですが、この、
「丸メガネをかけて髪を七三分けにし、片言の日本語を話す米国人男性」
というキャラを実際に見て、率直な感想はというと、
「確かに、こういう感じの外国人っているっぽいけど、何かちょっと作り過ぎてるかな?」
といったところでしょうか。「差別」という話を持ち出すほど、悪意が感じられるものとは思えませんでした。
ただ、表現されている側としては、自分たちの描かれた姿には日本人以上に敏感になる面があるのかもしれません。
CMなどを作る側としては、ある程度、一目見てそれとわかるように脚色し、そのためにちょっと大げさで極端なキャラになりがちなのかもしれず、それは洋の東西を問わずなされているのではないでしょうか。
実際に、日本のイメージも長いこと、「フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ」といわれるなど、どうしても相互理解には限界があります。アメリカの映画でも、そこに出てくる日本人が「いかにも!」って感じで、見ているこちら側が違和感を感じることってありますよね。
なので、こうした機関というのが相互にあって、お互いに意見を挙げ合い、それぞれが持つイメージの友好的な修正が行われるというのなら、それはとてもよいことだろうと思います。
ただ、自分たちも他国の人を間違ったイメージで描いているという観点を忘れて、不買運動をほのめかす抗議をするとなると、ちょっとどうなのかな、という声も出てくるでしょう。
「サーチナ」は、同じアメリカ人の声として、
「白人にとって日本は住みにくいところなのかもしれないが、このCMがそれほど大きな問題だろうか」
「米国でも日本人をキャラクターに仕立てたCMやテレビ番組が放送されることもある。日本で抗議している米国人たちは、それらを見ていないのだろう」
といった冷静な意見を取り上げていました。
ジェームスさんのキャラ、
「マ・ジ・カ・ヨ〜!」
とか、確かにちょっとヘンですけどね。
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まあやられたらやり返すじゃいつまでたっても終わらないし、ここは一つ大人の対応で引き下がりましょうか。
なんてことを毎回毎回繰り返してもう何十年にもなるんですよね・・・。
昔の漫画における黒人表現の問題もありましたが、拡大解釈しちゃうのがこういう組織なので、ちゃんと線引きしないと後でえらいことになる。
その内お米の国みたいに糞つまんねーCMとかキャンペーンばっかりになるのか
っつーか、差別差別うるさい人達が一番差別してる事に気付かないんだろうなぁ…
侮辱とか誤解や偏見を笑って許せるのが大人なんてのは嘘で、世界じゅうで日本人は好き勝手に言われては、舐められて、結局日本人が我慢してるだけ。
こういう過剰反応をみるたびに、グローバルスタンダードなんてお笑いだと思う。
良識ある人より、常に不寛容な人が声をはりあげそっちの都合の合わせて不毛な衝突がはじまって……。
世界の常識と思ってるこういう連中の倫理と不寛容さが正しいということになって世界が動くのが、不毛。
真理すなぁ。w
CMはマイケルムーアに交代してもらおうぜ!
管理人さん、翻訳お疲れ様です。
楽しませてもらっております。
とあるにも関わらず、抗議書の日本語が微妙に変なのはギャグなんだろうか。
特に白人は
ですって?
そんなCMやドラマや映画、山ほど見ましたけど?
自分に属する人種に甘く、
日本人には厳しい――それが白人。
もう既に散々やってるだろw
「ニッポンタマランデス」「ニッポンサイコーデス」「ワタシニッポンダイスキ」
これぐらい喋れればたいしたもんだ
お互いが住みやすい様に暗黙の了解で守られているルールがあることに気づこうよ。
その土地の決まりを守らない人なんてどこの国でもお呼びじゃないんだよ。
って口を摘んでやりたいわw
日本人から見た欧米人のイメージはまさにお前らなんだよ
こんなのにマジ切れしる外人って
かわいいじゃんか、ジェームスw
逆にアメリカは現在の日本に絶対存在しないような、サムライや忍者をバンバン使っている。
どっちが失礼か、誰にでも判るよな?
それでも、日本人はアメリカ人は学校で自国の歴史しか学ばないから其の程度なんだな、可哀相にと、おおらかに対処してるのに、アメリカ人は懐が狭すぎるよな・・
例えばトヨタがアメリカ限定で流してるCMに抗議があったら、それはアメリカ人への抗議なのか?
韓国人が日本人に対するように、過度な被害妄想は日本人は白人に劣等感がありますと宣伝しているようなものだ。
むしろMr.ジェームスは好意的にとらえてると思うがな。
なぜか日本に帰化してる有道 出人さんは
こういうパロディを嬉々として載せる人です
http://www.debito.org/cksparody001.jpg
http://www.debito.org/chibikurosanbo.html
なるほど納得
こういう人、稀ではあるけど…いますよね、実際(笑)
======= 日本人に対する有道の差別 =========
2005年6月より、本人のサイトにて「ちびくろサンボ」が復刊されたことへの抗議と称し、「ちびきいろじゃっぷ」と書かれたパロディー絵を掲載している[21]。
2008年7月、毎日新聞の記者ライアン・コネルによる虚偽報道 (毎日デイリーニューズWaiWai問題) を擁護し、「WaiWaiは日本人の態度を知るための必須のガイドだ」と発言した[22]。
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「ちびくろサンボ」に関するまとめ。
● 「ちびくろサンボ」 アメリカでは 200件以上、ごく普通に出版されている。
http://www.amazon.com/gp/search/ref=sr_adv_b/?search-alias=stripbooks&unfiltered=1&field-title=little+black+sambo
---------> アルドウの反応: (全く問題なし。)
● 2004年、日本の出版社が「ちびくろサンボ」を出版。
---------> アルドウの反応: 「絶対に許さん!」
1.全ページを無断で Up し(著作権侵害)、徹底的に糾弾。
2.出っ歯でフンドシ、日本人への偏見丸出しの 「ちびきいろジャップ」 を描いて、「Little Yellow Jap」を6回、連呼。
毎日新聞擁護の准教授、 HP に日本人差別の作品掲載 http://www.tanteifile.com/newswatch/2008/08/19_01/index.html
学生とのトラブル無いのかな?おかしいな。
おれの卒業した大学なら、そのいかれた外人
先生が授業する前に、黒板に日本から出て行けー!
て書く奴続出して授業にならないと思うのだが・・・
帰化したらしいが、日本人とは誰も認めません。
わざとおかしな日本語を話し、(欧米人から見れば)滑稽なキャラクターとして作られたのだと思いますよ。
>使うとしてもよほど日本語に慣れている日本人と同じ日本語スキルを持ったアメリカ人がジョークでやるくらいでしょう。
とは、その通りで、普段の彼は、流暢な日本語を話します。日本国内で活躍しているコメディも得意なマジシャンですよ。過去にSONYのCM、ポンキッキにも出演しています。
マッチポンプとはよくいったもんで…
タダシ、白人サマをバカにするのは許しマセ〜ン!
● 「ジャップは日本に帰れ!」 オーストラリアで 67歳の男性が殴り殺される → フィリピン人だった
● ニュージーランドで日本出身の R君(14才)が、人種差別的な動機で暴行をうけ、瀕死の重傷、脳に損傷を受けた。
R君(14才)は、学校で鯨食人 whale muncher などと呼ばれイジメられていた。
だって、母国語じゃないし。逆に日本人はこの片言に優しい気持ちになって親切にしたくなると思うんだけど。