2009年09月12日

合気道に魅せられたロバート・ケネディ「小柄な先生に私のボディーガードは」




 動画がとても面白かったので、取り上げてみました。

 アメリカのジョン・F・ケネディ大統領の弟、ロバート・ケネディが1962年に来日した折のエピソードです。

 合気道の評判を聞いていたロバート・ケネディが、合気道の始祖植芝盛平の愛弟子塩田剛三の養神館道場を訪れるのですが、塩田の演武での強さを疑ったロバートが、同行していた自分のボディーガードとの手合せを申し出ます。

 結果は、動画にもあるとおり、あまりにもあっけないものでした。

「私のボディーガードがその小柄な先生に立ち向かっていったところ、まるで蜘蛛がピンで張り付けられたように、苦もなく取り押さえられた。その後でボディーガードは『今朝は食事をしてこなかったものですから』と言ってはいたが、食事をしてきたら勝てたとは言わなかった

と、後にロバートは回顧録にしたためています。

 合気道の興味がわいた方は、この動画の前半もどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=7LZQfTSN8yQ

 ロバートの兄ジョン・F・ケネディと日本に関する話については、よく聞く話として、日本人の記者団から、

「日本人の政治家の中で一番尊敬している人物は誰か?」

と聞かれ、

上杉鷹山です

と、江戸時代米沢藩の名君の名を挙げたという逸話があります。

 ロバート・ケネディの合気道の話と合わせて、「ケネディ兄弟と日本」として触れようと思ったのですが、どうも調べてみると、このケネディ上杉鷹山尊敬説というのは本当かどうか疑わしいようです。

 それは、ケネディがいつ、どこでこの発言を行ったかというソースが存在しないことや、ケネディが鷹山について発言した際に、日本人から、
「Yozanとは誰か?」
という質問が出たとされていることがおかしいこと(ケネディの時代、まだ多くの大人は戦前の修身の教科書で上杉鷹山を学んで知っていた人が多かったはず)などからです。

 米沢の「上杉鷹山公と郷土の先人を顕彰する会」というところが追跡調査した結論では、この話は間違いということになったようです。

 しかし、ケネディではないのですが、第26代大統領のセオドア・ルーズベルトが、鷹山を紹介したくだりがある新渡戸稲造の著書『武士道』の英訳本を読み、鷹山に感銘を受けたという記録があるそうです。


 それはともかく、塩田剛三のビデオは、今の日本人が見ても驚かされます。

自分を殺しに来た相手と友達になること

が合気道で一番強い技という言葉は、胸に響きました。


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posted by kaigai at 19:15| Comment(16) | TrackBack(0) | youtube動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
孫子の兵法「戦わずして勝つ」
剣聖、塚原ト伝の「無手勝流」
いずれも、究極奥義
そして
塩田剛三の合気道
「自分を殺しに来た相手と友達になること」も。

ずいぶん、手痛いシェイクハンドになりそうですが。
Posted by at 2009年09月13日 04:21
解説がないと一見しただけでは信じられない感じがする。
痛くなるように上手く捻ったり押したりしてるのかな。
で相手はその部分を庇うために自分から倒れてしまう。
Posted by at 2009年09月13日 04:40
この手の動画には必ず「インチキ」「茶番」「ヤラセ」
と執拗な書き込みがあるが、
体の仕組みからすれば倒れ転がり込むのが当然なのに、
一見小柄の老人が大男を倒すことに抵抗や反発を
感じる者もいるのでしょうね。
「俺が苦労して習っていたことは何なんだ!」とか。
自己否定したくないあまりに相手を全否定して
納得させようという、見苦しい自己防衛と。
Posted by at 2009年09月13日 19:51
塩田は凄かったって言うなぁ

ただ何をどう解説されても
演舞は茶番にしか見えない
Posted by at 2009年09月13日 21:11
合気道をほんのちょっとだけかじった事があるけど、技をかけられたら倒れずにはいられないんだよねぇ

例えば手首
手首が極められあり得ない方へ曲げられる

本能的にそれをかばうように(自分の体が勝手に)腕をひねる

腕だけではカバーしきれず体ごとひねるハメになる

いつの間にか地面に伏している


こんな感じ
武道経験者は組み伏せられる前に受け身を取るから、自分から飛んでる様に見えて「わざとじゃんwww」とか言われる、と
Posted by at 2009年09月13日 23:22
>武道経験者は組み伏せられる前に受け身を取るから、自分から飛んでる様に見えて「わざとじゃんwww」とか言われる、と


それは「わざと」と言わんか?
さすが脳筋は言うことが違うね。
Posted by at 2009年09月14日 11:37
違うとおもうよ
Posted by at 2009年09月14日 18:39
>それは「わざと」と言わんか?
>さすが脳筋は言うことが違うね。

もはや文盲としか・・・
Posted by at 2009年09月14日 23:47
「受け身」が何か、知らんやつがいるようだね。
あれを「わざと」とか言われると、トホホな気分になるよ。
Posted by at 2009年09月15日 23:05
いつも恥ずかしい大口を叩くのは、そういう知らない奴だよ。そんなゴミは無視してればいいが、ゴミだけに誰にも相手にされないからネットで吠えるのさ。
知っている=経験している人は、また他人の経験や業績をちゃんと尊重できる最低限の知性がある人は、知りもしないことを平気で罵る低級な脳みそなど持っていないし、そんな屑は視界にも入らないからね。
Posted by at 2009年09月17日 00:19
でも動画のはみんな演舞じゃん?手刀とか最初から相手を狙ってないし。
それに柔道なんかでもあんな風に掴みかかって行く奴はいないよ。
試合の動画とかなら納得するんじゃないかね?
Posted by at 2009年09月17日 04:38
今の日本で上杉鷹山関係放送したらどんな反応が来るのか
今だからこそみてみたい気もする
Posted by at 2009年09月17日 22:39
ロバート・ケネディのボディガードを買収するのは無理。
ゲスト相手にたけしとさんまが一瞬で体を屈するのもガチだろうし。

でも塩田は凄過ぎてヤラセかオカルトにしか見えない。もう次元が違うんだろう。
ただ格闘技の試合だとあんな風に掴み掛かる相手はいないだろうから、通用しないだろう。
相手と友達になっちゃうしね(笑)
Posted by at 2009年09月20日 01:39
演舞は演舞で試合や実践でもないし
この段階でヤラセ呼ばわりしてもな。
総合格闘技に合気道経験者がいないから
弱いとかも言われるが
合気道の大半の技は、総合じゃ反則だから
意味ないんだよね。
古来柔術の実践の話じゃ
もっと合意的な技使ってるよ相手の
指折ったり鎖骨に指入れて引っ張ったり
塩田も道場破り来た奴の
のどぼとけ殴りつけて倒してるし
Posted by at 2009年11月14日 17:36
動画で怪しい合気道のおっさんをボコボコにした総合格闘家いたよね。

ボコボコにした総合格闘家は以前、この塩田先生に喧嘩売って一瞬で肩を外されたそうな。

本物を知っていたから偽物を許せなかった、とか。
Posted by at 2010年12月06日 13:02
昔は俺も、関節を極めて、痛さで自分から倒れるようにするのが合気だと誤解していた。
でも違ったよ。
ある一工夫で、掴んだ相手の力が抜けちゃうやり方がある。ただの技術で、万能なものではないが、
この動画のようなことは可能だ。
Posted by オペラハウス at 2013年06月25日 16:14
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