2009年08月29日

「おニュー」「マスト・アイテム」外国語を借用し母国語化する日本人の巧みさ【イギリス】

よしふたつ


 言葉には、流行り廃れがあります。
 時代時代を反映して、常に新しい言葉や表現が生まれたり古びていったりするのですが、それをあまり考えずに、お店の看板に、

NOW(ナウ)な店

などと書くと、後でとても恥ずかしい思いをすることになってしまいます。

 今では話せれば「すごい」とされる英語も、戦前は敵性語として「軽佻浮薄」な言葉とされていました。
 そのため、戦時中の野球では、

ストライク」→「よし
ストライク ツー」→「よしふたつ
ストライク スリー」→「それまで
ボール」→「だめ
アウト」→「ひけ

と言い換えられ、ロシア人(北海道育ち)の名投手スタルヒン選手も「須田投手」と改名させられていたのだとか。

 戦争という時代背景を考えなければ、「よしふたつ」とか「ひけ」もなかなか味があるように思うのですが、それも今は昔。近年は、日本人は積極的に英語を習い、その単語を日本語に同化させていっています。

 コリン・ジョイス氏も、『「ニッポン社会」入門』の中で、

英語と日本語をうまく混ぜ合わせてしまうことにこそ、日本人が外国語を借用し、日本語化する能力がよく表われているとぼくは思う」

と語っていて、興味を持った言葉の例をいくつか挙げています。

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posted by kaigai at 15:24| Comment(15) | TrackBack(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

外国人あこがれのbento(弁当)「最高の栄誉」に浴するのは日本人でも大変

キティちゃんお弁当箱


 産経新聞が、「弁当キュート!」「礼の国だ」と、弁当についての外国人の反応を取り上げて話題になってますね。

 日本の中学生や高校生にとっては日常当たり前に作ってもらっているお弁当が、「外国人には驚きと崇拝の対象となってしまう」として、

bento(弁当)にあこがれる。あの箱には夢と料理が入ってる」(オランダ)
「いろんな料理がちょっとずつ入っててとってもキュート!」(米国)
bentoを(日本の)女の子に作ってもらうのは最高の栄誉だと聞いた」(フランス)

といった声を紹介しています。

 こういう普段特別何も感じないものを驚かれたりすると、「あ、日本ってそうなんだ」と新たな発見がありますね。

「海外の学校に転校して、母親お手製の日本式の弁当開けたら、すごいすごい!』って持て囃され、クラスのヒーローになったって子もいるらしい」

なんて書き込みもネットにはありました。

日本女性のこまやかな心遣いの結晶とも言える弁当は、日本が誇るべき文化だったのだ

と、産経は書いていますが、「こまやかな心遣い」だからこそ、見逃してしまいがちなのかもしれません。

 りんごをお弁当箱に詰めるのに、わざわざ皮をウサギの耳のように切る――少しでも子供が楽しんで美味しく食べられるようにという、そんなちょっとした母親の思いは、諸外国には見られない日本人的な心遣いだったんですね。

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ラベル:弁当 Bento
posted by kaigai at 19:33| Comment(24) | TrackBack(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

「サルコジでございまーす」外国人が見た「ニッポンの選挙」はどこがヘン?

ニッポンの選挙


 衆議院選挙まであと3日。街を歩いても家にいても、お馴染みの光景が見られ、お馴染みの声が聞こえてきます。

お願いにあがっております

って、いつも選挙のときだけ庶民はお願いされてしまいます。センセイたち、この時とばかりに商店街のお祭りに参加したりして。。

 「権威」であるたけしさんも、こういうときだけ自転車に乗って、当選したら運転手付きの車やグリーン車に乗るくせに、とのたまわってました(「本人が来ております」って、当たり前だろ!とも)。

 日本人でさえ、ヘンだと思う選挙運動なのですから、外国人は…と思ったら、やっぱりでした。
中日新聞」が、「県内外国人に聞きました ニッポンの選挙『ここが変』」(8月25日)という記事を載せています。

『騒ぐ』候補者 『黙る』有権者

だそうです。

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ラベル:選挙
posted by kaigai at 20:13| Comment(6) | TrackBack(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

悲劇に立ち向かう「パンクの女王」心の支えは父から教わった日本の話【アメリカ】

パティ・スミス


 先ごろ、アメリカ・キニピアック大学(Quinnipiac University)が、

アメリカが広島と長崎に原爆を投下したことは正しかったか

についての世論調査の結果を発表しました。

 調査は、全米2409人を対象に7月27日から8月3日までに行なわれ、その結果、回答者の約3分の2が、当時のトルーマン大統領が原爆投下を命じたことは正しかったと考えており、間違いだったと回答したのはわずか22%だったといいます。

 原爆投下を支持する意見は、年齢が上がるにつれ顕著で、55歳以上の回答者では4分の3近くが支持しており、逆に35-54歳では60%、18-34歳では50%と下がる傾向を示したそうです。

 ちょうど同じ頃、第61回日米学生会議を報じる信濃毎日新聞(8月12日付け)が、

米国の教科書には広島・長崎への原爆投下は戦争を終わらせるために仕方がなかったとあるが、(知ったときは)本当に原爆を落として良かったのか、悩んで眠れなかった

と、参加した一人のアメリカ人女子学生の言葉を紹介していました。
 今後新しい世代の増加によっては、評価が変わっていく可能性もあるのかもしれません。

 そんな中、既に60歳を越えるアメリカのある女性は、第2次大戦中、日本軍と戦いながらも、原爆投下の事実ゆえ日本への贖罪の気持ちを持ち続けた父親の教えを、人生の悲劇に立ち向かう心の支えとして生きてきたといいます。

「東京の人たちは街が破壊された後、立ち上がった。広島も長崎も……。生き残った人たちは人生をやり直し、街を立て直し、伝統的な文化を再現し、新しい文化さえ生み出した私はそのことを胸に生きてきた

 70年代に詩人・ロック歌手としてデビューし、「パンクの女王」と称されたパティ・スミスその人です。

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2009年08月25日

出演者に2億3億もギャラが出るチャリティ?『24時間テレビ』に外国人が疑問の声

レイバーデイ・テレソン


サイゾー」9月号が、
外国人も呆れる"エセチャリティ"『24時間テレビ』最大の過ちとは
という記事を掲載しています(ネットではこちら

 海外でチャリティ番組といえば、出演者がノーギャラで行うのが当たり前のところ、「国民的チャリティ番組」(日テレ公式サイトより)と銘打つ『24時間テレビ 愛は地球を救う』では、

全ての出演者にギャラが発生しているのは公然の事実。その総額は2億とも3億ともいわれている

のだそうです。

 日本テレビによれば、

基本的にボランティア」
「しかし、拘束時間の長い方など、場合によっては謝礼という形でいくらかのお支払をしております」(2000年11月「放送倫理・番組向上機構」での回答)

というのですが、「今年で32年目を迎え募金総額が272億円」にもなる“夏の風物詩”が出演者の懐を潤す催しだとなると、何だかなあと思ってしまいます。

 この“日本式チャリティ”についての外国人の声も興味深いものです。

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posted by kaigai at 14:49| Comment(14) | TrackBack(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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