2009年09月15日
がさがさ、ペラペラ…のりピーもびっくり!「月の天女」お気に入りの擬声語、擬態語は日本の「国宝」【イギリス】
度々紹介している『「ニッポン社会」入門』ですが、著者のコリン・ジョイス氏は、
「擬声語や擬態語は、日本人の素晴らしい共有財産であり、一種の『国宝』と言ってもよいだろう」
と、語っています。
本の中で、ジョイス氏は、「ペラペラ」や「イライラ」といった例を挙げていますが、擬声語・擬態語といわれて、以前youtubeで見たalanの動画を思い出しました。
alanは、中国四川省出身のチベット民族の女性歌手(22)で、alanとは本名の「阿蘭·達瓦卓瑪(アラン・ダワドルマ)」という名前の名字(阿蘭)です。
名字だけ使って芸名としているというのは、「安室」みたいな感じをねらっているのでしょうか。「達瓦卓瑪(ダワドルマ)」が名前で、こちらは「月の天女」という意味だそうです。
三国志を描いた映画「レッドクリフ」の主題歌「RED CLIFF 〜心・戦〜」などで、既にご存知の方も多いかもしれません。
で、そのalanが、以前、何かの音楽番組で、中国の楽器二胡を弾きながら「涙そうそう」を歌っている動画がyoutubeにあり、歌う前のトークで「好きな日本語」を聞かれて、擬声語・擬態語を挙げていたのです。
ところが、その動画を改めて探してみたところ、「涙そうそう」の部分はあるのですが、歌う前のトークの部分はすべて削除されていました。
おかしいなあ、と思って、調べてみると、なんと、alanに「好きな日本語は?」と聞いていたのは、あののりピーでした!
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2009年08月29日
「おニュー」「マスト・アイテム」外国語を借用し母国語化する日本人の巧みさ【イギリス】
言葉には、流行り廃れがあります。
時代時代を反映して、常に新しい言葉や表現が生まれたり古びていったりするのですが、それをあまり考えずに、お店の看板に、
「NOW(ナウ)な店」
などと書くと、後でとても恥ずかしい思いをすることになってしまいます。
今では話せれば「すごい」とされる英語も、戦前は敵性語として「軽佻浮薄」な言葉とされていました。
そのため、戦時中の野球では、
「ストライク」→「よし」
「ストライク ツー」→「よしふたつ」
「ストライク スリー」→「それまで」
「ボール」→「だめ」
「アウト」→「ひけ」
と言い換えられ、ロシア人(北海道育ち)の名投手スタルヒン選手も「須田投手」と改名させられていたのだとか。
戦争という時代背景を考えなければ、「よしふたつ」とか「ひけ」もなかなか味があるように思うのですが、それも今は昔。近年は、日本人は積極的に英語を習い、その単語を日本語に同化させていっています。
コリン・ジョイス氏も、『「ニッポン社会」入門』の中で、
「英語と日本語をうまく混ぜ合わせてしまうことにこそ、日本人が外国語を借用し、日本語化する能力がよく表われているとぼくは思う」
と語っていて、興味を持った言葉の例をいくつか挙げています。
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